・今月は、カルシウムたっぷりのサラダをご紹介いたします。
・トッピングのチーズせんべいは、とろけるチーズを電子レンジ加熱するだけ。おやつにもいいですね。
・じゃこドレッシングはまとめて作って冷蔵しておくと、色々なサラダに合います。
(1人分約100kcal、カルシウム250mg)
材料(2人分目安)
とろけるチーズ(角型) 1枚
サラダ用水菜 20g
蒸し大豆(缶詰など) 40g
ひじき(水で戻して) 30g
桜えび(乾) 10g
ミニトマト 3個程度
レタス 少々
じゃこドレッシング
ちりめんじゃこ 15g
玉ねぎみじん切り 小さじ1
ポン酢 大さじ2
ごま油 小さじ1

作り方
① とろけるチーズをクッキングシートにのせ、電子レンジで40秒~1分程度加熱する。
② 水菜は3㌢長さに切る。
③ ミニトマトは半分に切る。
④ ひじきは水で戻してさっと熱湯をかけるか電子レンジ加熱し、さましておく。
⑤ レタス、水菜、蒸し大豆、ひじき、桜えび、ミニトマトを混ぜ合わせて盛り付ける。
⑥ パリパリになったチーズを手で割り、トッピングにする。
⑦ じゃこドレッシングの材料を混ぜ合わせる。
⑧ 食べる直前に、じゃこドレッシングをかける。
先月の健康教室は、「骨力アップで生涯現役!骨太食事術&運動術」というテーマをとりあげました。生涯現役で過ごすには骨粗しょう症を予防して骨を強くしておくことが大切です。そして、転倒の原因のもう一つは筋肉の衰え。今回の教室では「食べて」「動く」栄養と運動のセットで、骨と筋肉を強くし、体力低下を予防するポイントをお伝えしました。
今月の栄養のお話
生活習慣病予防に役立つ栄養クイズ「腸内環境編」
Q1
腸内環境との関連があるとされている疾患はどれ?
(複数あり)
① 大腸がん
② 肥満(メタボ)
③ インフルエンザ
Q2
次の中で、善玉菌はどれ?
① ウェルシュ菌
② ビフィズス菌
③大腸菌
Q3
腸内環境を改善するために、乳酸菌やビフィズス菌を多く含む食材は?(複数あり)
①キムチ
②バター
③ヨーグルト
Q4
オリゴ糖は善玉菌のエサになります。次の中でオリゴ糖が多く含まれる食材は?
①オリーブ油、ココナッツオイル
②ごぼう、グリーンアスパラ
③りんご、いちご
Q5
次の中で食物繊維が一番多いのはどれ?
①納豆1パック(50g)
②筍煮物(50g)
③レタス(100g)
Q6
食物繊維には不溶性と水溶性があるが、次の中で不溶性食物繊維のはたらきは?
①腸のぜん動運動を高める
②食後血糖値を抑える
③コレステロールを体外に排泄
栄養クイズの答え
Q1
①②③
大腸がんは悪玉菌による発がん物質が原因の1つ、太る体質は腸内細菌が関係していることが分かっています。
その他、花粉症やうつ病なども、腸内環境を良くすることで改善が期待されると言われています。
Q2
②
一般的にビフィズス菌は生まれた直後は多いですが、老年期になると減ってきて悪玉菌が増えてきます。
Q3
①③
キムチは乳酸菌が豊富な韓国の漬物。ヨーグルトはおなじみですが、菌の種類によって、インフルエンザ予防、アレルギー症状改善など様々な働きがあるようです。
Q4
②
オリゴ糖は小腸で吸収されず、大腸まで届きます。その他、玉ねぎ、バナナ、大豆などにも多く含まれています。
Q5
①
食物繊維量はそれぞれ、納豆2.9g、筍 1.6g、レタス 1.1gです。生野菜はバリバリ食べてもさほど多くないことが多いですね。
Q6
①
不溶性食物繊維、水溶性食物繊維とちらも腸内環境にとって大切で、食物繊維が多い食品には、たいていどちらも含まれています。
何問正解しましたか?
糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病をはじめ、腎臓病、肝臓病といった多くの疾患の治療には食生活の改善が欠かせません。当クリニックでは、楽しく食事療法を継続して健康でいられるように管理栄養士がサポートしております。これらの食事療法や食品などにつきましてはお気軽にご相談ください。また、当クリニックの管理栄養士は、日本糖尿病療養指導士の資格を取得しております。患者様の立場にたったより良い、糖尿病のケアをめざしていきたいと存じます。よろしくお願い致します。
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